SCRAP BEAST 用語&キャラ紹介


SCRAP BEAST(スクラップビースト)の用語説明とキャラクター紹介です。

(ページとしてはまだ未完成なので、読みづらい箇所もあります。ご了承ください。)

 

※将来的には下からマンガ本編(自主連載)のページに飛べるようになる予定。準備中。

あらすじ


動物好きな中学三年生、クイル。ある日彼が学校の帰りに幼なじみのライナと歩いていると、突然何者かに襲われて気を失ってしまう。


目が覚めたクイルの目の前に現れたのは、地下に広がる不思議な森と、奇妙な姿の男に襲われるライナの姿だった。

用語説明


ビースト (魔獣)

☆謎多き、微小な生命体。

『何かの理由で 精神的に追い詰められた人間に寄生し、「魔術」と「獣化能力」を与える』という生態をもつ。


・異能が手に入るといっても、結局は「寄生」。

寄生された人間には、その力の代償として「副作用」が現れる。(※詳しくは別項目にて)


・特殊な手術を行えば、自分の体からビーストを取り除くことができる。(しかも割と簡単に)


・…が、「魔術師」と呼ばれる人々は、わざと寄生されたままの状態でいることで、「魔術」を常に使えるようにしている。

魔術 (魔獣術)

☆「ビースト」を身体に宿した人間が使える異能力。

基本的には『地球上の、特定の動物に関する力が使える異能力』である。(※例外あり)


・使える"動物の力"は1人につき1種類(1体)までだが、その動物に関することなら大体できる。

 (ただし、才能や技量によっては、できることが制限される)


・"動物の力"は、その動物の生態・能力をもとにしたものから、その動物から連想される異能──炎・雷・水などを発生させるものまで様々。

また、熟練の魔術師は、その動物にあまり関係ない能力も使えるようだ。


・魔術にはその能力の代償として「副作用」があり、人間状態のときでさえも、体に異常が現れることもある。

(魔術の才能がある人ほど、「副作用」は重くなる。)

魔獣化 (※書きかけの項目※)

ビーストを身体に宿した人間が手に入れる、もう一つの能力。自分が持つ"力"の動物(にそっくりな姿)に変身する。(※書きかけの項目※)

変身には「半獣化」と「完獣化」がある。
「半獣化」は部分的な変身で、ある程度人間の形を保っている。
「完獣化」はほぼ完全に、その動物の姿に変身する。


完獣化すると、半獣化のときより道具類が扱いづらくなる代わりに、身体能力と魔術の精度が大きく上がる。
ただし、人間よりその動物のほうが劣る能力は少し下がってしまう。(イヌなら嗅覚は上がるが、視力は若干下がる)

そのため多くの魔術師は、高い身体能力やその動物独自の動き、特に高い魔術精度を出したいときのみ「完獣化」する。

魔術師 (魔獣術師)

魔術関連の事件や依頼を受け、それらを解決する職業。「魔術に関する事件だけを扱う探偵」と思えば分かりやすい。

ギルド(魔術師の事務所みたいなもの)に属する『ギルド魔術師』と、どこにも属さず自ら仕事を探す『フリー魔術師』の2種類があり、どちらもビーストを宿していること・魔術師の資格を持っていることが必須となっている。

主なキャラクター紹介


クイル

 

本名:弧谷 空入(コタニ クイル)
年齢:14歳

動物:キタキツネ

(※特例。耳が野生のキツネには存在しない、特殊な形をしている)

武器:筆刀『四ツ羽丸』

 

・主人公。基本的には、ビビリで気の弱い少年。運動神経が悪くどんくさいため、普段は友人たちに守られてばかり。

ーーしかし"どうしても叶えたいこと"のために、彼は覚悟を決めることとなる。


・「動物オタク」であり、動物に関する幅広い知識をもつ。このことが、彼の持つ"非常に珍しい魔術の才"にも影響している。


・非常に珍しい魔術の才能はあるものの元の身体能力が低く、体力面が微妙なので普通に弱い。ただし、その分助けられる側の気持ちを汲み取ることができる。

己の弱さを知り、創意工夫と努力で立ち回る。


・ポジションは「攻撃手(アタッカー)」。

珍しい魔術『ビースト・チェンジ』で次々と動物種を変更し、相手や環境に適応する。敵を撹乱するトリッキーな魔術師。

ライナ

 

本名:鈴木 來菜(スズキ ライナ)
年齢:14歳

近所に住むクイルの幼なじみ。先生からも生徒からも好かれる清楚な優等生。共働きの両親の代わりに、幼い弟や妹の世話をするお姉ちゃんでもある。

何か隠しごとがあるようで……?

ヤタ

 

本名:矢田川 瞬(ヤタガワ シュン)
年齢:19歳
動物:ハシブトガラス
武器:杖『八咫鏡魔杖(一般用レプリカ)』


ギルド『SCRAP BEAST』の学生魔術師。

私立医大の1年生。

一見ダウナーでそっけない印象があるが、実はわりと面倒見がいい。

ギルドのお兄さんポジであり、他メンバーの異変にいち早く気付く。常識的なのでツッコミに回ることも多い。


カラオケとイケボ声優の声マネが特技で、褒められるとつい調子に乗ってしまう。

同じくメンバーのヤモリとは親友。

(恋人ではない。決して。)


ギルドでは医療の知識が活かせる「回復(ヒーラー)」を担当。攻撃もできるため重宝されている。


過去に何かあったようだが……



最近の悩み:いわゆる「塩顔」なこと など


ヤモリ

 

本名:柏森 杏奈(カヤモリ アンナ)
年齢:??
動物:ニホンヤモリ
武器:ナイフ『彼岸花』『crown vetch』

『GKK-8』など

ギルド『SCRAP BEAST』正規メンバーのひとり。
少女のような見た目だが、とっくに成人済み。
本業は雑貨店の店員。

ミステリアスで掴みどころがなく、いつも不気味な笑顔を浮かべている。好きなもののセンスも独特で、部屋には不気味な置き物が大量に置いてある。ヤタの親友。

ギルドでは「攻撃手(アタッカー)」を担当。相手の死角に潜み、隙を突いて攻撃する「ステルス戦法」が得意。少し変わった魔術を使うので、周りから気味悪がられることも多い。


最近の悩み:ヒミツ

アカネ

 

本名:柳生 茜(ヤギュウ アカネ)
年齢:34
動物:ハイイロオオカミ
武器:大剣『超絶最凶武蔵丸(ハイパーグレートムサシマル)』


ギルド『SCRAP BEAST』のギルドマスター(社長)。大胆で派手なものを好むトラブルメーカー。
鉄くずと廃墟と機械を愛する変わり者だが、魔術師としての実力はかなりのもの。しかし、過去や経歴には謎が多い。
変身時でなくても、素手でリンゴを潰せる怪力の持ち主。ゴリラ。

一見バカなように見えるが、実は言葉づかいが少々堅苦しく、たまに哲学めいたことも呟く。激しい戦闘でも焦ることなく闘うことができ、荒々しさのなかに確かな知性と冷静さが感じられる。

ギルドでのポジションは「攻撃手(アタッカー)」。巨大な剣や爆薬などのド派手な武器・魔術で攻めまくる。防御がさっぱり駄目なため、盾使いのソウジロウと組むと相性◎ 

ソウジロウ

ギルド『SCRAP BEAST』の副リーダー(副社長)。アカネの夫。力が強いので、ギルド内で(ほぼ)唯一物理的にアカネを止められる。高身長だが、性格のせいか実際の身長より小さく見られる。穏やかで優しく 争いを好まないが、唯一アカネとの闘いは胸が躍るらしい。

ギルドでのポジションは「ディフェンダー(守備役)」。攻撃が不得意で、ひたすら盾役や味方のサポート、自陣の防衛に回る。ギルド本部の防御システムにも精通している。

アツシ

 
本名:(考え中…)
年齢:16歳
動物:ニホンマムシ(蛇)
武器:偽肢レイピア2刀、通常レイピア2刀、尾着式ナイフ

魔導警察のひとつである『魔導警察 月野特区交番』に、学生魔術師として配属されている少年。
魔警の学生魔術師になれるのは相当な実力者のみであり、彼も高い能力を備えている。

実はアカネから「機械変形魔術」と「身体機械化魔術」を継承した弟子で、(継承した魔術は違うものの)クイルの兄弟子にあたる。

過去のある事件によって、「不定期に四肢が消滅する」という異常体質になってしまった。学校や外出の際は薬で体質を抑え、自宅や魔術師として活動する際は常に義手・義足を装着している。

楽観的で快活なイケメンだが、彼女がいるのに他の女子をナンパする浮気性でもある。

ポジションは『攻撃手(アタッカー)』。
火力は低いが手数が多い。また、少しではあるが毒も扱う。

ツルギ

 

本名:不明(「剣戯」はコードネーム)
年齢:14歳くらい?
動物:ノルウェーアカギツネ(プラチナ)
武器:筆刀『黒詰草』

秘密組織『Night RampagE』の幹部。クイルとは同い年だが、幼い子供のような口調で話す。なお精神年齢は歳相応、またはそれ以上とも。美しいものを好み、美容にも気を遣う。
また社会に強い恨みを持っており、『Night RampagE』の掲げる目標「我々と違う思想をもつ者すべてを排除し、我々が社会の支配者となること」を目指している。

なぜこのような思想になったのか、過去に何があったのか──その一切が謎に包まれている。

ポジションは「攻撃手(アタッカー)」。若くして幹部となったが、その実力は確かなものである。